女川町が女川小校庭に整備する「女川町立保育所」(仮称)建設工事の安全祈願祭が7月26日、現地であった。

 保育所は木造一部鉄骨平屋、延べ床面積は約1313平方メートル。事業費は5億50万円で、国の災害復旧補助金と電源立地地域対策交付金を充てる。2021年3月に完成し、4月の利用開始を予定する。

 0~5歳児に対応し、定員は150人。園舎は庭を囲む扇形で、乳児室2、保育室4のほか、遊戯室には可動式のステージを備える。

 園庭は天然芝で、土のトラックを設ける。デッキテラスが各部屋から外へと連なる開放的な造りで、約60人が利用できるランチスペースもある。

 祈願祭には町関係者ら約15人が出席。神事の後のあいさつで須田善明町長は「(東日本大震災の)災害復旧・復興として最終盤の事業であり、復興の先への出発点でもある。来年度、子どもたちの声がこの場にあふれることを考えるとわくわくする」と述べた。

 町は町内2カ所に保育所を整備する計画。女川小は8月、町役場近くに建設中の新校舎に移り、施設一体型小中一貫校として2学期を迎える。