石巻市開北町内会(木村勝会長)は13日、「敬老の日」にちなみ、町内の高齢者にお祝い品を配布し、長寿を祝った。例年は、高齢者を招いて敬老会を開き、食事会と踊りや楽器演奏などの鑑賞を楽しんでいた。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、祝い品の配布に変更した。

 配布は午前10時から正午まで石巻市開北3丁目の開北会館前で行われ、町内の高齢者や家族などが訪れ、赤飯や笹かまぼこ、お茶の記念品を受け取った。77歳の喜寿や88歳の米寿、90歳以上の人にはお祝い金として商品券も渡された。

 夫婦で足を運んだ四海俊章さん(89)は「コロナの影響があって出し物がないのは残念だが、来ることができて良かった」と話し、妻のシウ子さん(88)は「記念品を頂いて本当にありがたい。ますます健康でいようと思った」と喜んだ。

 同町内会には364人の77歳以上の高齢者がおり、そのうち353人が記念品を受け取った。

 木村勝会長(77)は「みんなが笑顔で来てくれたので、配布をして良かった。町内の方々の元気な姿を確認することができた」と語った。

 石巻市は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、本年度の敬老会開催を中止した。市全域での中止は東日本大震災があった2011年以来。