石巻市が市総合運動公園内に建設を計画する陸上競技場に関し、市教育委員会は14日、県レベルの大会を開催できる日本陸連の第3種公認施設として整備を目指す方針を示した。市議会の「市陸上競技場の整備を推進する議員連盟」役員会で説明した。

 陸上競技場整備を巡っては、石巻地方唯一の公認施設だった女川町陸上競技場が東日本大震災後に災害公営住宅の建設地となって閉鎖された。現在は石巻地区の大会も仙台市や利府町を会場にしており、関係団体が第3種施設の建設を市に要望。市は本年度、施設規模などの調査を始めた。

 役員会で市教委は市総合運動公園基本計画に盛り込まれた陸上競技場の計画概要を紹介。1周400メートルで8レーンを備え、トラックは全天候型舗装を想定。更衣室やシャワー室も設置する。いずれも第3種公認施設の要件を満たしており、担当者は「要望のある第3種を主眼に検討していく」と説明した。

 出席した議員からは競技前のウオームアップなどに使う補助競技場の設置を求める声が上がった。市教委の担当者は「公園のスペースや財源の課題がある。実現可能か判断していく」と答えた。

 議連は6月に設立し、全議員30人が参加する。