石巻市東浜小の全校児童7人が15日、福貴浦、鹿立浜、狐崎浜、牧浜の計4カ所のカキ共同処理場を訪問し、伝統芸能の「獅子風流」を披露した。シーズンを迎えて作業に忙しい、地域の漁業者に元気を届けた。

 このうち福貴浦では、代表児童が「カキの豊漁」「労のねぎらい」「健康安全」「日頃の感謝」「獅子風流を絶やさない」の五つの願いを込めて行うとあいさつした。

 多くの漁業関係者が見守る中、青い法被を着た児童たちが登場。獅子に扮(ふん)した阿部希世輝(きせき)君(5年)と立輝(りつき)君(3年)の兄弟が、阿部遥奈養護教諭(27)と児童の笛や太鼓に合わせて漁業者の頭をかんで回り、豊漁や健康を願った。

 高橋美智夫さん(63)は「人数が少なくて練習も大変だと思うけれど、子どもの声は何よりも元気が出る」と笑顔を見せた。

 太鼓を担当した5年今野大洋君(10)は「人がたくさんいて少し緊張した。皆さんがカキむきを頑張ることができるように、という気持ちを込めて頑張った」と話した。