持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを進める東松島市矢本東小(児童461人)で18日、市や市教委、一般社団法人の関係者ら約10人を招いて、5年生がSDGsの視点で住みよいまちづくりのために考えたテーマについて取材する活動があった。

 5年生は3クラス81人。4~9人のグループに分かれ、事前学習でSDGsに関係する再生可能エネルギーやコミュニティ・スクール、防災対策、リサイクル、自然環境など15のテーマを考えた。

 この日は児童たちがグループごとに活動し、ゲストティーチャーが待機する教室や特別教室で取材。取材の仕方を事前に河北新報社防災・教育室の丹野綾子さんから指南されており手際よく質問、写真撮影も無難にこなしていた。

 「人口減少対策」をテーマに取材したのは3組7人のグループ。市復興政策課主事の芳賀圭祐さん(31)と市移住コーディネーターの松井薫さん(49)が対応した。

 芳賀さんは、東日本大震災で大きく人口が減ったことや、移住定住を促進するための補助金制度があることなどを説明した。松井さんは「大きくなっても東松島市に住みますか」と質問すると、児童たちは「住みます。この町が大好き」と元気よく答えた。

 グループリーダーの阿部珠杏さん(11)は「若者が減っており、魅力のある働く場所をつくることが大切だ。住みよいまちづくりには住む人が絆を強めるコミュニティーも大事で、公園や子どもが楽しめる場も必要だ」と話した。

 今後、5年生はグループごとに取材した内容をまとめ壁新聞を作るほか、発表会を開く。

 SDGsは貧困や飢餓の撲滅、経済成長、気候変動対策など17分野から成る。2030年までを達成目標として、15年の国連総会で採択された。