東日本大震災の復興を支援するイベント「STAND UP SUMMIT 2018」が7日、東京都江東区の東京ビッグサイトであった。岩手、宮城、福島3県や都内の高校生ら約300人が復興やまちづくりについて議論した。
 プログラムの一つ「復興ディスカッション」では東北と首都圏の代表5人が、被災地での観光復興をテーマに意見を交換。日本を訪れる外国人観光客が国内全体では急増しているものの、東北での伸びは鈍いことが取り上げられた。
 仙台青陵中等教育学校6年の金山侑真さんは「東北にしかない祭りなどを外国人向けにPRすれば、東京や大阪にも負けないくらいの人を呼び込めるのではないか」と提案した。
 2020年東京五輪・パラリンピックに向けた誘客も議論。宮古市宮古一中2年の工藤りほさんは「障害がある人も日本を訪れる。観光地を巡る際のケアなどで地域に住む人の力を生かしたい」と話した。
 学生が東北の企業から復興について学ぶプログラムもあり、「スマイルとうほくプロジェクト」を運営する河北新報社など東北の新聞3社を含め、15の企業・団体が参加した。