東日本大震災の津波被害を受けた宮城県名取市閖上地区で見つかった写真などを展示する「閖上思いで返却会」が11日、市閖上公民館で始まった。14日まで。

 行方不明者の捜索に取り組む復興支援プロジェクトSTEP(富谷市)が2013年3月~15年3月に閖上1~7丁目と新鶴塚、佛文寺の各地区の側溝で見つかった写真や表札、位牌、玩具など約4000点を展示。被災したネガフィルムを現像した写真も並ぶ。

 所有者らが見つかれば返却する。名取市閖上の災害公営住宅で暮らす警備員橋浦美一さん(42)は「ガソリンスタンドのカードなどが見つかったが、亡くなった家族3人の写真はなかった。でも(返却会は)いいことだと思う」と話した。

 返却会は各日とも午前9時半~午後9時。