盆の入りの13日、仙台市内の寺院には、家族連れなどが早朝から墓参りに訪れた。東日本大震災で津波の被害に遭った若林区の浄土寺では、訪れた多くの人が線香や花を手向け、震災犠牲者や祖先の霊を弔った。
 若林区今泉の無職佐藤昭子さん(74)は津波で墓石の一部が壊れ、ボルトがむき出しになった墓を丁寧に清めた。「10年前に病気で亡くなった、姉の孫も眠っている。生きていたらどんな女の子に成長していたのかな」と思いをはせた。
 仙台管区気象台によると、13日の県内は前線や湿った東風の影響で、県内全域で曇りとなった。正午までの最高気温は、仙台30.0度、白石31.5度、石巻29.8度、宮城県大崎市古川27.0度だった。
 14日も県内各地は曇りの見込みで、時間帯によって小雨が予想されている。