村井嘉浩知事は8日、東日本大震災で被災した造船4社が合併し、設立した宮城県気仙沼市朝日町の「みらい造船」新工場を訪れ、復興状況を確認した。「みやぎの復興現場訪問事業」の一環。

 新工場は5月に完成。木戸浦健歓社長は施設が防潮堤内にあり安全性が高いことや、リフトで船舶を引き入れるシップリフト方式を導入し、台車で船の移動ができることで従来より効率的な建造や修繕が可能となったことを説明した。

 東北、北海道で唯一の中・大型漁船の造船所。関連会社を含め300人が働く。木戸浦社長は「気仙沼や造船業の未来のため合併した。100年、その先まで続く会社にしたい」と強調した。

 村井知事は「4、5年先まで受注が来ているということで安心した。こうした事業を増やし新たな雇用を生み出せるよう応援したい」と述べた。

 村井知事は同日、災害公営住宅に隣接する南三陸町の高齢者生活支援施設「結の里」も視察した。