東日本大震災から11日で9年2カ月となるのを前に、宮城県南三陸町では10日、南三陸さんさん商店街で買い物や食事を楽しんだり、震災復興祈念公園で伝承の大切さを胸に刻んだりする人々の姿が見られた。
 商店街の客足は新型コロナウイルス感染症の影響で例年に比べて落ち込んだままだが、屋外のフードコードでは海鮮丼を味わう家族連れなどの姿も。大崎市の70代女性は「密にならないように気を付けて行動している」と話した。
 祈念公園を妻と訪れ、犠牲者名簿を安置した石碑が立つ「祈りの丘」に足を運んだ仙台市青葉区の会社員男性(53)は「震災を忘れてはいけない。被災地で感じたことを周囲の人に伝えたい」と語った。