2021年春から放送予定のNHK連続テレビ小説が、気仙沼市などを舞台にした「おかえりモネ」に決まった。NHKが27日に発表した。ヒロイン永浦百音(ももね)役を俳優の清原果耶さん(18)が演じる。

 連続テレビ小説で東北が舞台になるのは14作目で宮城は4作目。来年は東日本大震災から10年の節目でもあり、気仙沼市をはじめ被災地の人々を元気づける機会となりそうだ。

 気仙沼市出身のヒロインが、移り住んだ登米市で「天気予報は未来を予測できる仕事」と教えられる。難関を突破して気象予報士になり、人々に幸せな未来を届けていく物語。脚本は「きのう何食べた?」などの安達奈緒子さん。

 清原さんは「気象予報士のお仕事を通して助けられる誰かを、大切な人を笑顔にしたい」とコメントした。

 連続テレビ小説で宮城県が取り上げられたのは、鳴子温泉が登場する「繭子ひとり」(1971~72年、青森県など)と、共に仙台が舞台となった「はね駒(こんま)」(86年)と「天花」(04年)の計3作。東北を舞台とした作品は「繭子ひとり」「雲のじゅうたん」(76年、秋田県)「おしん」(83~84年、山形県)「あまちゃん」(2013年、久慈市)などが高視聴率を挙げ、地元の観光振興に寄与した。

 現在放送中の「エール」は、福島市出身の作曲家古関裕而さんがモデル。主人公の故郷が福島市という設定になっている。