宮城県岩沼市下野郷の千年希望の丘相野釜公園周辺で、ソバの花が見頃を迎えている。東日本大震災の防災集団移転跡地で復興のシンボルとなる特産物を育てようと、市が2017年度から試験栽培に取り組んでいる。

 ソバ畑は千年希望の丘交流センター近くの5カ所で計約1万2800平方メートル。白いかれんな花が残暑の風に揺れる。

 同センターの百井弘館長は「震災の風化を防ぐため、千年希望の丘に足を運ぶきっかけになってほしい」と期待する。

 昨年はソバの実約300キロを収穫した。今年は10月下旬ごろに収穫し、地元の飲食店に提供する予定。