国が東日本大震災の復興道路と位置付ける三陸沿岸道の小泉海岸-本吉津谷インターチェンジ(IC、いずれも気仙沼市)間2.0キロが21日、開通した。仙台市と気仙沼市中心部が全線、高速道路で結ばれ、物流や観光誘客で活性化が期待される。

 同区間は並走する国道45号を利用していたが、開通でスムーズな通行が可能となった。同区間を含む歌津-本吉津谷IC間の総事業費は約703億円で、仙台市と気仙沼市間の所要時間は約2時間。

 小泉海岸IC付近で式典があり、菅原茂気仙沼市長は「三陸道を生かした幅広い取り組みで価値を最大化したい」とあいさつした。

 三陸道は仙台港北IC(仙台市)-八戸ジャンクション(八戸市)間の359キロ。今回で290キロが開通した。当初、本年度の全線開通を目指したが、岩手県の普代村-野田IC(仮称)間が2021年度にずれ込む見通し。