東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の安全性を検証する県有識者検討会第17回会合が7日、仙台市内であり、新規制基準で求められている運転中の原子炉の炉心損傷を防ぐ対策などを議論した。
 東北電は、原子炉冷却に必要な注水機能停止など想定される四つの重大事故対策を報告。フィルター付きベント(排気)装置など格納容器の破損防止策や、事故時に必要な人員態勢を示した。
 有識者からは「全ケースで必要な人数と現在確保している人数が同じだ。数合わせに見える」との指摘があった。東北電は「積み上げた数字だが、今後増えることもある」と答えた。
 炉心損傷時に作業員らが対応に当たる中央制御室の機能も協議。東北電は、作業員の被ばくを低減する装置や室内で原子炉を監視する設備について説明した。