東京電力は11日、福島第1原発1号機の調査の一環で撮影した建屋最上階の作業床の画像を公開した。がれきが散乱したり、鉄骨がむき出しになったりしている様子が写っている。
 1号機は水素爆発で、作業床のコンクリート製のふた(直径12メートル)に傾きや隙間が生じた。東電は3層構造のふたの中段にロボット2機を投入し、空間放射線量や傾きの三次元計測を行う計画。10日に準備作業に着手した。
 画像には、ロボットを運ぶ箱を作業床に設置する試験の様子が収められた。東電は周辺のがれきの撤去などを進め、今月中旬にも調査ロボットを投入。結果は9月にまとまるという。
 原子炉格納容器の真上にあるふたは隙間が生じているため、建屋上部で高線量状態が続く。東電は調査結果を基に遮断方法などを検討する。