建築資材保管・加工の一路(宮城県富谷市)は、本社機能と委託工場(福島県郡山市)を福島県浪江町に移転することを決め、8日に町と工場立地基本協定を結んだ。町内の藤橋産業団地に事務所兼倉庫2棟を新設し、来春の稼働を目指す。

 東京電力福島第1原発事故に伴い生じた放射性廃棄物の中間貯蔵施設(同県双葉、大熊町)向けに樹脂を立体成型した遮水シートを製造し、納入する。

 用地約9000平方メートルを確保。いずれも木造平屋で建物面積各1400平方メートルの倉庫を新設する。1棟は事務所兼加工場、1棟は保管倉庫とする。富谷市には支店を置く予定。

 一路の小板橋研代表取締役は「(浪江町への集約化で)東北6県の物流拠点としたい。6人以上の地元採用を目指す」と話した。