山形市で2011年、救急車が出動せず、119番通報した山形大生が死亡した問題を受け、市消防本部は「市救急救命業務検証会議」を設置し、31日に市役所で初会合を開く。
 地域の多様な意見を業務に生かすのが狙いで、市内の老人クラブや子育てサークル、自主防災組織の関係者、医療や通信指令の専門家ら10人が参加する。
 市民が望む救急対応の在り方や通信指令員や救急隊員の教育・研修体制、応急手当ての市民向け普及啓発などをテーマに話し合う。
 市は16年、専門家による「市救急救命業務あり方検討会」を設け、意見を踏まえた業務改善に取り組んできた。検証会議は、地域活動に携わる市民の声などを反映させる必要があるとの検討会の提案を受けて設置された。
 市消防本部救急救命課は「足りない点を指摘してもらい、より良い仕組みに改善していきたい」と話している。