夫婦でゴルフを楽しむ。「老いてなほ」できることのありがたさをかみしめています。「夏芝のうへ白き球打つ」からは青々とした芝に映えるゴルフボールが浮かび上がってきます。作者は60歳で短歌を始め、91歳で第3歌集を出しました。この短歌は80代で詠んだものです。前向きに日々を過ごしていることにも感心します。<手際よく小舟かたむけ若芽摘む蓴采沼に日がわたりくる>は地元秋田のジュンサイ摘みの光景を丁寧に描写しています。(梅内美華子)