新米、うれしく。秋、初めて新米を炊き上げるトキメキは炊事をつかさどる人の特権だと思います。炊いている時の香り、炊飯器を開けたときのお米の輝き。食べる前から、こんなに幸せな気分に満ち足りる食材は他にありません。作者は新米で「おむすび」を握っています。その「一粒一粒」が「秋光」を「弾」いているのです。もう、ピカピカ。夏の太陽の力強さはないけれど、しっかりと届く「秋」の「光」。塩むすび大好き。いただきます。(駒田晶子)