年齢を聞くことを挨拶代わりと思っている人もいますが、答えたくない人もいます。年を告げて、その後の相手の反応や話題が大体想像がつくようになると、もうどうでもいいじゃないと思ってしまう。作者は「はるかに」と答えて消えたいとうたっています。何歳をはるかに越えましたから、と言わせられているような気がしたのでしょう。宵の町に出て年齢不詳の世界にまぎれこみたい。そう、ぶしつけに女性に年齢をきくものじゃありません。(梅内美華子)