詩人の立原道造(1914~1939年)が生前に小さな別荘を建てたいと願い、詳細な図面やスケッチを描いていました。それをもとに有志によって2004年、さいたま市の別所沼公園内に木造の小屋風の家が建てられ、「ヒアシンスハウス」と名付けられました。短歌の作者はその有志の一人として見守っています。見学する少年が道造の家を興味深そうに見回す。その様子がやさしく描かれています。歌集『ヒアシンスハウス』より。(梅内美華子)