土器や石器を求めてひたすら土を掘っていく「発掘ガール」。郡山女子短大(郡山市)の地域創成学科で考古学を学ぶ女子学生たちは毎年5月、会津若松市の笹山原遺跡を訪れる。

 高校生の時のジャージーを着て軍手をはめ、スコップや手で埋もれた宝物を探る。発掘を終えると、短大に戻って石器などの洗浄と接合。一連の作業はパネルにまとめ、会津若松市歴史資料センター「まなべこ」で展示する。

 笹山原遺跡での発掘実習は2001年に始まった。ずっと指導してきた会田容弘(よしひろ)教授(62)は「発掘作業はタイムトラベル」だと言う。

 今年参加した16人の発掘ガールも、土の中に記録されたいにしえの生活を探し求めた。
(写真部・藤井かをり)