焼かず何も付けず、ふんわりした食パンをちぎってそのまま口に入れる。すると、小麦の滋味と香ばしさに思わずうっとり…。

 首都圏で人気の「生食パン」の店が仙台市内にもできたのをきっかけに、食パン人気が高まっている。自家消費だけでなく、贈答用として買う人が多いのも最近の傾向。

 この夏開店した青葉区の専門店は、開店前から50人以上の行列ができるほど。1時間で100本を超える食パンを売り切ってしまうほどの人気を集めている。

 かと思うと、毎日食べても飽きが来ない食パンを作り続けるメーカーも健在。長年培った独自の製法で、価格を抑えつつも味を進化させ続けている。

 大麦や雑穀を使った健康指向の食パンも販路を拡大しそうで、パンブームは当分衰えそうにない。

 (写真部・川村公俊)