◎高校受験・志望校選択(1)公立

 間もなく公立高入試の第1回志願者予備調査があり、11月7日に公表される。最終決定までまだ時間はあるが、そろそろ明確な目標を定めよう。その上で現在の自分の学力と合格に必要な学力を把握し、最適な学習を講じたい。
 志望校選択に当たり、将来就きたい職業や行きたい大学がある場合はそれを踏まえた方がいい。つまり、選択の軸を定めるということだ。学力は当然ながら、部活動や校風、通学時間も重要な要素となる。
 「自分自身にとって一番大切な要素は何か」と考え抜くことで、志望校もおのずと定まってくるだろう。
 現時点で、まだ何を軸に選択をしたらいいか迷っている場合は、さまざまな学校を「知る」ことから始めよう。高校のホームページを見て、先輩の話を聞く。実際に学校に行くのもいいだろう。自ら情報を得て、高校生活のイメージを広げたい。
 それでも迷ってしまったら、家族や先生、信頼できる友人に相談してみよう。違う視点が得られるかもしれない。
 志望校選択は、人生で初めての大きな決断となる受験生も多い。今後、模擬試験や予備調査の結果を踏まえて志望校を考え直すこともあるだろう。それも大切なことである。
 ただ、目標に向けて着実に力を身に付けるには、一喜一憂せず強い意志を持つことがとても大切だ。自分自身が納得できる決断をし、強い気持ちで受験勉強に臨んでほしい。
(個別教室のアップル・鎌田しおり定禅寺通教室長)