◎実力アップ勉強法(4)

 公立高入試まで100日余り。今取り組むべきことを、再確認しよう。

 今は、バランスのよい学習スケジュールを組むことが、とても大切だ。入試直前には過去問演習などの仕上げに専念できるよう、今のうちにしっかり土台を築いておこう。

 11月に最も力を入れたいことは、これまで学習した範囲の総復習だ。2学期制の中学の多くは今月中旬に後期中間考査を終える。ここまでの範囲について、まずは基礎固めを徹底してほしい。

 模試の結果に注目すると、どの分野を復習すべきか、優先順位が見えてくる。気になる箇所は時間を置いて繰り返し復習すると、定着度が高まるだろう。

 不安や焦りから、特定の教科にかかりきりになってしまう受験生が少なくない。全教科の進み具合を見渡しながら、なるべく満遍なく学習することを心掛けよう。計画通りに進まなかったところは後日もう一度取り組めるよう、1週間の学習スケジュールの中に予備の時間をつくると安心だ。

 総復習と並行して進めたいのが、今後の授業の先取り学習だ。12月以降に新しく学習する単元が残っている場合、学習スケジュールが窮屈になってしまう。

 ゆとりを持って実践演習に取り組むためにも、まだ習っていない単元を一通り先取りしておくのが望ましい。特に数学と英語の先取りは、大きなアドバンテージになるだろう。

 総復習と先取り学習、やるべきことを実行した上で、いよいよ本番に向けた実践演習がスタートする。過去問題は、遅くとも11月中には入手しておこう。受験生としての実感が一層高まり始める時期。不安や緊張に負けずに、一日一日、目の前の学習に集中して取り組もう。
(個別教室のアップル・田中萌教務)