◎中学受験・直前期の過ごし方

 来年1月の中学受験シーズンまで残りわずかとなった。11日の公立中高一貫校に始まり、私立、首都圏各校の入試と続く。直前期の注意事項や追い込み学習の注意点などに触れたい。

 まずは学習習慣を見直してみよう。追い込み時期は学習時間が増えて就寝時間が遅くなる傾向があるが、睡眠不足のため学習時間の割には結果に結びつかないことも多い。体調を悪くする原因にもなり、睡眠時間を削っての学習はお勧めできない。

 規則正しい生活を心掛け早寝早起きが重要。早朝の学習は一日のリズムもつくり出せるので、ぜひチャレンジしてほしい。朝は漢字や計算など基本的な問題をやるのがいい。

 これからの受験勉強で取り組んでほしいのは、時間を意識することだ。過去問や予想問題などを解く際は「速く正確に読む」「速く正確に解く」「速く正確に書く」を心掛けてほしい。ストップウオッチなどを活用し、時間感覚をつかむことが大事だ。

 この時期は、やみくもに新しい問題に挑戦するのではなく、今まで解いた問題の復習や過去に受験した模擬試験の復習に充てる時間を増やすことが重要だ。

 弱点の克服イコール復習(解き直し)である。以前解けなかった問題が解けるようになったかどうか再確認したい。

 保護者はこの時期、受験生にどう声掛けするか悩むだろう。褒めて励ますことを中心として、細かい学習の話は控えてほしい。起床と就寝の時間や食事など体調管理を最優先に考えてもらいたい。
(進学プラザグループ第一事業部・阿部智則部長)