◎高校入試・冬休みの過ごし方

 高校入試まで残りわずか。冬休みは、これまでにやり残したところを見直し、得点力を高める最後のチャンスだ。休み中は1日6~8時間の学習時間を確保してほしい。朝寝坊や夜更かしに気を付け、規則正しい生活を心掛けよう。

 この時期は、ぜひ過去問題の演習に取り組んでほしい。公立高の場合は、入試当日までに少なくとも3回以上、過去3年間の前期・後期選抜の問題を解こう。今まで受けた模試や実力考査は、解き直しで満点を取れるように徹底的に復習してほしい。そうすることで、入試に臨む実践力が確実に養われるだろう。

 各教科の基礎は冬休み前に完成させることが望ましいが、一方で演習を通して新たに見えてくる弱点や課題もある。見つけた課題は後回しにせず、その都度小まめに対処することが大切だ。克服のためにどんな学習方法が適していて、どれくらいの学習時間が必要なのか。見通しを立て、焦らず計画的に取り組もう。

 5教科のうち、比較的短期間で点数を上げやすいのが、理科と社会だ。テストで間違えた問題を全てピックアップして覚えるだけでも、点数アップが期待できる。入試制度が変わり、今回からは全受験生が5教科の学力試験に臨む。全教科でバランスよく得点することが、周りとの差をつける鍵になるはずだ。

 入試を目前に控えた冬休み。受験生は皆、自分を追い込んで頑張っている。ただし、無理は禁物。受験生であっても、適度なリフレッシュは大切だ。やみくもに長い学習時間は、集中力の低下や疲労にもつながる。学習のオンとオフをしっかり切り替え、心身とも元気な状態でラストスパートを駆け抜けよう。
(個別教室のアップル・田中萌教務)