公立高入試まであと18日となった。短期間で1点でも多く得点するため、今回は理科についていくつかのポイントを紹介したい。

 まず、理科は各分野をバランスよく学習することが重要だ。例年、物理、化学、生物、地学の4分野から満遍なく出題される。教科書の基礎から標準レベルまでの問題で着実に得点することが鍵となる。

 苦手意識がある場合は、一問一答形式の問題集で重要語句を確認し、基礎的な内容の取りこぼしがないように最後まで確認しよう。

 確認するときは、説明文を読んで語句を導き出すだけでなく、語句の意味も説明できるようにすれば、知識の定着に加えて記述問題の対策にもなり、勉強法として有効だ。

 次に重要なのが、実験・観察分野の確認。図表に示した定番の実験・観察問題は、目的や仮説、結果、考えられることをそれぞれ確認しておこう。

 県の入試では思考力や読解力、記述力が必要とされる問題が多く、理科も例外ではない。単純な知識だけで解ける問題ではなく、問題文やグラフを読み取る力、結果を見て考察し、記述する力を問う問題も数多く出される。

 「なぜそうなるのか」という意識を持って内容を理解し、言葉で表現できるようにすることが重要だ。

 最後に、計算問題の練習を挙げたい。割合や比の考え方を使う数学的な思考力を問われる問題が例年出題される。

 化学反応やオームの法則、運動とエネルギーの関係などの計算問題は例年正答率が低く、差がつきやすい。高得点を狙う生徒は特に、実験に関連する計算問題の演習量をしっかり確保しておこう。
(個別教室のアップル・田中萌教務)