◎楽しい曲 自然と笑顔に

 仙台周辺の盆踊りで長年踊られているのが「七夕おどり」です。「キンキンキラキラ」の歌詞を聞けば、「ああ、あの曲!」と思い出す方は多いでしょう。8月の仙台七夕まつりの頃は島倉千代子さんの歌声で街中に流れますね。
 昭和37年からしばらくは、仙台市中心部のアーケード街で七夕おどりパレードが行われました。私が所属する宮城県民踊指導者連盟も参加し、色とりどりの吹き流しのトンネルをかき分けるようにして踊ったのを思い出します。
 七夕おどりは子どもさんも踊りやすい、楽しい曲ですから、ぜひ輪に入って踊ってみてください。
 輪は反時計方向に進みます。進行方向を向いて立ち、前奏を8呼間聞いてからチョチョンがチョンをして踊り始めると、最後、お招きのポーズで終わります。
 うちわを右手に持って踊ると風情があります。柄を持った腕を体側に垂らしたときに外を向く面が、うちわの「おもて」です。左の舞踊絵図で、うちわに「立」と書いてあるときは、おもてが右側の人からよく見えるように立てます。「フ」は「伏せた状態」、「ア」は「手のひらを外に向けた状態」を示します。
 両手を右斜め前、次に左斜め前に伸ばして3回ずつ振るときは、「仙台七夕まつりにおいでください」とお招きする気持ちで踊ります。自然と笑顔になりますよ。(日本フォークダンス連盟公認指導者)

◎音源CD情報「七夕おどり」

 作詞/丘灯至夫 作曲/遠藤実
 昭和37年、日本コロムビアレコードから島倉千代子さんの歌唱で発売された。現在は復刻版CD製作サービス「MEG(メグ)―CD」で入手できる。「ミス仙台」「七夕おどり」2曲入りで1080円=写真=。CDショップや楽器店で注文できる。
 宮城県亘理町出身の歌手、美波京子さんが歌うCD「広瀬川慕情/七夕おどり」もある。カラオケ付き。発売元ダブルウィンレコード、1300円。