主催しているハンドメイド市「ハルユキノシタ」が11月24、25日に仙台市青葉区柏木のアトリエで開かれました。東日本大震災前から年に2、3回のペースで行っている市で、23回目を迎えた今回のテーマは「クリスマスホーリーに願いを込めて」です。

 アトリエに通っている子どもたちのお母さん方も、手作りが大好きです。作った小物たちの販売先や機会を探していたのがきっかけで、市を始めたのでした。

 当初は10人程度の出品者でしたが、友人のアーティストやハンドメイド作家、クラフト作家らも加わり、今や50人ほどが参加するまで成長しました。

 クリスマスギフトにぴったりな小物はもちろん、おいしいパン、焼き菓子、シュトーレンなどがコーヒーと共に、あまり広くないアトリエに所狭しと並びます。

 作品のジャンルも編み物に羊毛フェルト、木工品や刺しゅう、ポストカード、陶器、クレイ、布バッグ、ガラス作品やリースなど多岐にわたります。

 子ども向けのワークショップや、大人向けにハンドトリートメントも実施。ことしはオカリナミニライブも組み込んで、盛りだくさんな内容となりました。

 うれしいことに最近は、アトリエの卒業生もアクセサリーなどを制作してくれるようになり、若い感性からの刺激を受けています。

 開催して毎回驚くのは、作品のアイデアやクオリティーはもちろんのこと、作品タグやパッケージング、ディスプレーなどの上手なこと。手作り市やマルシェは、仙台市内外で一昔前よりだいぶ増えました。お客さまと対面販売することで作品の見せ方までも鍛えられているのだなぁと感心してしまいます。

 また、インターネットでも手軽に手作り品を販売できる現在、主婦の方が売れっ子作家になり得る機会が増えました。

 しかし、アトリエのハンドメイド市は何よりも、作家たちがそれぞれのジャンルの中で切磋琢磨(せっさたくま)し表現し合い、個性や感性を発揮する場でありたいと思っています。その役割は初回から変わらず底流にあり、これからも大切にしていきます。
(造形教室主宰)