金運を象徴する黄色の布地に、「富の花」といわれるボタンを金色の刺しゅうで施したデザイン。ワンポイントとして、財運に縁が深い白蛇をあしらった。
 金蛇水(かなへびすい)神社(岩沼市)の御朱印帳はまばゆいほど豪華な装いだ。水神とされる巳(み)の姿がご神体の神社で、高橋以都紀(いつき)宮司(35)が「商売繁盛や金運円満の神様として広く信仰を集めている」と教えてくれた。
 御朱印帳の頒布を始めたのは6年前の巳年で、東北の先駆けだったそう。求める参拝客は毎年増え、改元の今年は爆発的ブームに。今月1日だけで2000冊近くの御朱印を授与した。
 仙台空港のお膝元とあって、御朱印を集める参拝客の中には台湾などアジア人観光客の姿もちらほら。「欧米は一神教だからか、あまり見かけない」(高橋宮司)という話に納得する。
 ブーム過熱に伴い、高橋宮司は御朱印帳のインターネット転売に心を痛める。「神様との縁をつなぐ物。大事にしてほしい」。神聖な場とわきまえてこその御利益だろう。(小沢一成)

[金蛇水神社] 岩沼市三色吉水神7。御朱印帳は黄色と黒の小判2種類が各1500円。21日までの花まつり期間限定の大判が2000円。御朱印の記帳料は志納で、300円が多い。受け付けは午前8時~午後4時。連絡先は0223(22)2672。