陸奥国一之宮の塩釜神社(塩釜市)の御朱印帳と御朱印は、境内にある志波彦神社と共に、歴史ある二つの神社をデザインしている。1カ所で2社分という得した気分になる。

 創建時期は不明ながら、奈良時代にはあった塩釜神社。志波彦神社は、平安時代に記された「延喜式神名帳」の中でも「名神大社」という格式を誇る。

 御朱印帳は、縦16センチ、横11.5センチ。藤色の表紙には、国の重要文化財の塩釜神社社殿と天然記念物の塩釜桜を刺しゅうし、裏表紙には塩釜神社と志波彦神社を併記する。

 みこの作間夏美さん(23)は「3年前に一新した。それまでは無地の外装だけだったが、一目で分かるようになった」と言う。

 御朱印は見開きにして、志波彦神社と塩釜神社の印の上に、「陸奥国」と「一之宮」を書き込むのが基本だ。令和元年初日の5月1日は、3時間待ちの人気になったという。

 約28ヘクタールの境内には四季折々の花が咲き、日本三景松島の島々も眺望できる。待ち時間に散策するのもお薦めだ。
(高橋秀俊)


[塩釜神社]塩釜市一森山1の1。御朱印帳1500円、御朱印500円(2社分)。塩釜神社の御祈祷(きとう)受付所で、午前9時~午後4時半。年中無休。御朱印は、見開きになるように神社側で勧めている。連絡先は022(367)1611。