アナログレコードがデジタル世代の若者にブームとなって久しいが、ここ数年はプレーヤーの人気も再燃している。火付け役は会員制交流サイト(SNS)のインスタグラム。「おしゃれなインテリア」としてプレーヤーを購入し、写真を投稿する人が増えている。

 ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)には30種類以上が店頭に並ぶ。キャビネットが木製、形がスーツケースなど「インスタ映え」しそうなプレーヤーがずらり。価格帯は1万円未満から10万円以上まで、かなり幅広い。

 ブームにあやかり、タカラトミーは2月、ミニチュアの「昭和レコードスピーカー」を発売した。プレーヤーの形をした手のひらサイズの音響スピーカーで、近距離無線通信「ブルートゥース」を介し、スマートフォンの音楽が聴ける。

 オーディオ担当の成田悠(はるか)さん(32)は「若い世代にとってレコードプレーヤーは新鮮なアイテム。安価な製品もあり、手に取りやすいことも人気の理由」と明かす。
(三浦夏子)

[昭和レコードスピーカー]タカラトミーが発売したワイヤレススピーカー。ミニレコードをセットして針を落とすと、近距離無線通信「ブルートゥース」で受信したスマートフォンなどの音楽が聴ける。回転数を操作すると、再生中の音楽の音程やスピードが変わる。価格は4980円(税別)。