仙台市青葉区の市市民活動サポートセンターは、上層階の外観が躍動感にあふれる。窓ガラスとアルミパネルが複雑に接合し、独創的な凹凸を形作る。館内は低層階が吹き抜けで、明るく開放的な空間が広がる。

 前身は日専連ビーブ。1989年、「都市生活者のクラブハウス」をコンセプトに日専連仙台が整備した。ユニークなデザインは大阪・梅田スカイビルなどを手掛けた世界的建築家、原広司さんの設計による。

 2006年のサポセン移転まで、市民の文化・交流拠点として親しまれた。地下1階にある約200人収容のシアターは、矢沢永吉や福山雅治ら大物歌手のライブ会場にもなった。

 現在の館内は市民活動を支える機能が充実。相談窓口、フリースペース、活動拠点のブースなどがあり、18年度の延べ利用者は6万8815人に達した。

 太田貴センター長は「市民交流の場として今もにぎわい、建設時のコンセプトを維持する。これからも市民活動を活気づけたい」と話す。
(石川遥一朗)

[仙台市市民活動サポートセンター]仙台市青葉区一番町4の1の3。地上7階、地下1階。セミナーホール、市民活動共同事務室、研修室などがある。1999年、全国初の公設民営で青葉区本町に開館し、2006年に移転。建物は日専連ライフサービスが所有する。連絡先は022(212)3010。