仙台市若林区のサンピアの湯は、入浴しているかのような気分で読書ができるスペースが人気だ。浴槽のような形のソファを設け、本棚には雑誌や漫画などが2000冊以上並ぶ。地域住民だけでなく、若者が大勢訪れている。

 友人と利用した太白区の尚絅学院大1年青柳六花さん(19)は「温泉だけでなく読書もできるのに金額は手頃。一日中ゆっくり過ごせるのがいい」と喜ぶ。

 くつろげる場所が充実する関東の温泉施設などを参考に、不動産賃貸業の斎喜ビル(若林区)が2017年10月に営業を始めた。

 広々とした露天風呂がある天然温泉やサウナに加え、追加料金を払うと体験できる岩盤浴にも力を入れている。

 フィンランドの蒸気浴として知られる「ロウリュ」を体験できる「杜の琴岩」は1日3回、各回40人を受け付ける。職員が溶岩にアロマ水を注ぐと、水蒸気で体感温度は約80度まで上がるという。中央の炉で炎が勢いよく上がる映像もサウナファンに好評だ。
(栗原康太朗)

[サンピアの湯] 仙台市若林区蒲町東4の2。営業は午前9時~午前0時。第1木曜日は休み。平日の入館料は中学生以上900円、小学生800円。土日祝日は各200円増し。岩盤浴は中学生以上のみで平日500円、土日祝日600円(いずれも税抜き)。連絡先は022(352)4126。