まるでクラブのような雰囲気だ。DJが音楽を流し、コート内でMCが実況して会場を盛り上げる。3人制バスケットボールは5人制の約半分のコートで、ゴールは一つ。目まぐるしく攻守が入れ替わり、観客を飽きさせないエンターテインメント性が魅力だ。

 仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで2月11日、3人制ストリートバスケの大会があった。優勝したS.H.U SENDAIの宮坂侑さんは「個人の技術に注目が集まる。3人で全てを賄うのが難しくも面白いところ」と話す。

 国内では2014年、3人制の男子プロリーグ「3×3 PREMIER.EXE」が始まり、仙台にも17年に「仙台エアジョーカー」が誕生した。今年は102チームが頂点を争う。

 専用の試合会場や練習場はない。「ボールとゴールがあって、バスケが好きな人が集まれば、そこが会場になる」と宮坂さん。大型商業施設や駅前広場、神社の鳥居の前でも試合ができる。その自由な発想が面白い。(射浜大輔)

◎ラリー展開魅力/プロバスケットボール選手の宮坂さん 10分という短い時間の中で展開される、流れのラリーが見どころです。五輪競技に採用されたことで、観客も増えています。さらなる広がりを期待していますし、自分も選手として五輪に出場することを目指しています。

[3人制バスケットボール]横15メートル、縦11メートルの半面コートを使い、1試合10分で戦う。時間内でも、どちらかが21得点した時点で「ノックアウト勝ち」となる。東京五輪では7月25~29日、東京都江東区の青海アーバンスポーツパークで実施される。