シュクメルリ。甘いお菓子か、お姫さまの名前のようだが、正体は黒海沿岸の国、ジョージアの伝統料理だ。最近、日本でも知られてきた鶏肉の煮込みメニューで、仙台市青葉区の「食堂かふぇ 空飛ぶ猫」では一番人気を誇る。

 スライスしたニンニクを炒め、牛乳とクリームチーズで滋味深く仕上げた。ソテーした鶏肉とジャガイモがゴロゴロ入って、食べ応えがある。大相撲の前頭、栃ノ心関も故郷で大好物だったのかな? 異国への憧れが膨らむ。ご飯付きが880円、単品は780円。

 店主の佐々木ひろさん(53)は「水を入れず、乳製品とニンニクをたっぷり使いました。ご飯にもパンにも合いますよ」と話す。インターネットで見たレシピを参考に独自の工夫を加えた。

 メニュー採用のきっかけは新型コロナウイルスの影響で小中学校が休校し、余った給食用牛乳の消費に協力するためだったという。

 他にインドネシアカレー(ご飯付き880円)や、おつまみ4種盛り(850円)なども好評。
(阿曽恵)

[メモ]営業は午前11時半~午後9時半。定休は月曜と第3火曜。映画館「フォーラム仙台」が入るビルの2階にあり、上映作品に合わせたコラボメニューを出すことも。仙台市青葉区木町通2の1の33。連絡先は022(718)5788。

 仙台圏の名所や話題を取り上げるシリーズ「いぎなり仙台」。今回は、新型コロナ感染拡大による外出自粛に伴い、注目されるテークアウト(持ち帰り)やデリバリー(出前)を取り上げます。苦境に立つ仙台圏の飲食業界をもり立てましょう。