約30種類の中華料理をテークアウトできる。選ぶのに迷うほどだ。

 「中華屋 丹心」の一番人気は、ナスと豚ロースの細切りあんかけを絡めた「丹心(たんしん)焼きそば」(890円)。深みのあるうま味と辛味が広がり、ほんのりした甘味も。「他にない味わい」と病みつきになるファンが多い。

 注文は電話かファクスで。焼きそば類やご飯もの、ギョーザといった定番の他、各540円の油淋鶏(ユーリンチー)やエビチリ、豆苗(とうみょう)炒めといった一品料理も多数そろえる。

 「強い火力で作った店の料理で少しでも幸せな時間を過ごしてもらえたら。見た目や香りも大事にしている」と店主の三塚詩穂子(しほこ)さん(45)。店名の丹心とは中国語で真心。思いを込めてスタッフと腕を振るう。

 25歳で仙台市泉区に店を構え、キャリアは20年。今年2月、住民の人情にひかれたという富谷市に開業した。自粛営業が続くが「予想以上に多くの人が料理を買ってくれている」(三塚さん)。一品一品に込めた真心が新旧のファンに届いている。
(藤田和彦)

[メモ]営業は午前11時半~午後1時半、夜はテークアウトのみで午後5時~7時半。定休は水曜の夜。マーボー焼きそば(850円)やルースー飯(890円)、焼きシューマイ(450円)などもお薦めだ。宮城県富谷市富ケ丘2の17の5。連絡先は022(341)8260。