郡和子仙台市長の14日の定例記者会見での主なやりとりは以下の通り。

 Q 今月22日から市長を団長にタイ・バンコクを訪問すると発表があった。

 A 昨年10月の国際定期路線「仙台―バンコク線」の運航再開に対する感謝を伝え、交流人口の拡大や経済交流の促進を目指して市議会、宮城県、仙台商工会議所などの関係者と訪問する。タイ政府観光庁やタイ国際航空を訪問後、タイ旅行業協会を対象に観光PRレセプションを開く。例年、ゴールデンウイークを過ぎると、タイからの観光客数が減少する。6月以降の誘客に向けアピールしてきたい。経済交流は、現地に設置した「仙台―タイ経済交流サポートデスク」にいろいろな形で協力をもらっている。今後は福祉機器関係の輸出に力を入れたい。

 Q 2023年度「全国都市緑化フェア」の開催誘致に取り組むとの発表もあった。

 A 国内最大級の緑のイベントで、1989年に政令市移行を記念し、七北田公園(泉区)で開催した際は延べ138万人の来場があった。開催誘致に向け、4月早々にも有識者による懇談会を設置し、基本構想を策定する。年度内に国土交通相の同意を得て基本計画も作る。会場は青葉山公園の追廻地区(青葉区)などを想定する。同地区には公園センターが完成する予定だ。開催時期は4月下旬~6月上旬。仙台の代名詞である「杜の都」の魅力を広く発信し、都市ブランドを高める機会にしたい。

 Q 市自転車安全利用条例の施行から丸1年がたった。成果をどう見るか。

 A 努力義務のヘルメット着用が進んでいるとは言い難い。数値目標を設定する条例改正は現時点で考えていないが、もっと幅広くアピールしなければいけない。市職員のヘルメット未着用は報道で知り「えっ、そうなの」と驚いた。お膝元のところは徹底しなければいけない。

 Q 昨年4月に完全施行された市客引き行為禁止条例の評価は。

 A (客引き行為の減少は)ある程度は進んでいるが、巧妙に条例を逃れる行為が横行していることも承知している。悪質な行為は法令違反もあり、宮城県警との連携をより強化して対応したい。