県内は28日、梅雨前線と低気圧の影響で広い範囲で大雨となり、各地で避難所の開設が相次いだ。各自治体は新型コロナウイルスの感染防止策を講じながら、住民の安全確保を図った。

 昨年10月の台風19号豪雨で被害を受けた丸森町は、町内4カ所に避難所を開設した。入り口ではフェースシールドやマスクを着用した担当職員が、避難者の検温などを実施した。

 大張まちづくりセンターに避難した大張地区の女性(88)は「家の前の沢と裏山が不安なので早めに避難した」と話した。

 村田町は同日夕、町民体育館に自主避難所を開設し、緊急速報メールで町民に伝えた。新型コロナ対策として2人用のテント42張り、4人用のパーティション20基を設営した。

 体育館を訪れた無職女性(67)は「台風19号の際も避難したが、夜で怖い目に遭った。今回は明るいうちに避難した」と語った。

 亘理町も町中央公民館に自主避難所を設け、検温などの新型コロナ対策を取った。栗原市や名取市、川崎町、七ケ宿町、蔵王町なども避難所を開設した。