スコアだけを見れば3桁得点の圧勝。高岡体制下で同一カード初の連勝となったが、後味は良くない。
 16点リードして臨んだ後半が原因だ。青森はバートン、バローンの外国人2人を欠く。前線から激しくプレッシャーをかけてボールを奪いに来た。サイズがないだけに、運動量に懸けた捨て身の戦術だが、仙台はまんまとはまってしまった。
 パスでつないでいこうとすると、コースを読んだ青森の選手がカットに入って次々とボールを奪われる。ターンオーバーは前半4に対して後半が10。高岡監督は「戦略は予想しており、練習でも対策をしていた。選手の遂行力が低い」とため息をついた。
 パスカットを狙ってくるのであれば、ドライブで突破してかき乱すこともできた。石川は「1人抜いてしまえば済む話。ただ、ボールを運べる選手が1人では厳しい」と話す。
 結局失点はこの日も80点台。第4クオーターは32点奪われた。「最後に守り切れないのがうちのチームの弱さ」と石川。課題の克服には時間がかかりそうだ。(伊藤卓哉)