仙台は大事な後半戦初戦で20ターンオーバーを喫した。B1昇格を掲げるチームとは思えないお粗末な戦いぶりで、東地区首位を争う群馬に惨敗した。
 群馬が2人がかりでプレスをかけてくることを想定していながら対応できず、慌ててパスミスを繰り返した。司令塔の新号は「相手の戦術分析を、各自が理解し切れていなかったのでは」とうつむく。無人の空間に飛んでいく月野やハリスのパスに、声援はため息に変わった。
 シュートへのアプローチも悪かった。スクリーンを活用してフリーをつくれないまま強引に打っては失敗。守備態勢を整える前にリバウンドからの速攻をやすやすと決められ続けた。桶谷監督は「前のめりになっていた。準備が足りないから自分たちを信じられなくなる」と試合に臨む意識の低さを嘆く。
 試合後のミーティングは40分に及び、主将の月野は「大きな試合を落としたことを認識しなければならない」と肩を落とした。救いは最後まで多くのブースターが声援を送り続けたことだけか。FE名古屋、広島と、他地区上位との対戦が続く次節以降に大きな不安を残した。(射浜大輔)