インサイドを攻め続けたことが、終盤の3点シュート攻勢の呼び水となった。仙台は第4クオーターに7本の3点シュートを浴びせて山形を破り、昨年11月以来の4連勝を飾った。
 序盤から沢辺やティルマンが果敢にドライブでアタックし続け、ゴール下ではミラーも奮闘した。第3クオーター終了時点で、チーム総得点の6割に当たる30点をゴール下で稼いだ。
 山形の守りの意識も自然と内へ集まる。第4クオーターは外が空き、菅沢を皮切りに、安部、ティルマン、沢辺が次々と沈めて流れを引き寄せた。
 試合を決定付けた7本目は沢辺。「ノーマークは迷わず打つと決めていた。ドライブも工夫したことが生きた」。ブロックをかわしてパスをさばくなど、状況判断もさえ、会心の1本に思わずほえた。
 「ハッスルし続けたことが第4クオーターの爆発を呼んだ」と桶谷監督。相手にシュートブロックの名手・マドゥアバムがいるにもかかわらず、勇気を持って攻め続けた選手をたたえた。
 次節は東地区2位の茨城とホームで2連戦、続いて1位群馬と敵地で当たる。大逆転の首位奪還に向け、チーム状態がぐっと上向いてきていることを感じさせる勝利だった。(射浜大輔)