沢辺が後半に仙台の逆転劇を演出した。82-82の第4クオーター4分、ドライブで相手をかわし、勝ち越しとなるバックシュートを決めると、その後も果敢に攻め込み5分間で計7得点。得意のプレーでチームを勢い付けた。

 勝ち越し直後はミラーへの絶妙なアシストも決めた。福島のゴール下を守るブレディが4ファウルで追い詰められると、狙ってドライブを仕掛けるなど冷静なプレーも光る。「周りをよく見て状況判断ができていた」と振り返った。

 昨年はB1大阪に所属していたが、層が厚いチームの中で出場は7試合止まり。ずっとベンチを温め続けていた。今季桶谷監督とともに仙台に来て才能が花開く。外からのシュートだけでなく、鋭いドライブでゴール下も突ける選手として起用され、ここまで全試合に出場している。

 これでチームは9連勝。「勢いもあり雰囲気もいい。次の試合が楽しみで仕方がない」と沢辺。その姿は上り調子のチームを体現している。(射浜大輔)