第3クオーターで試合の流れががらりと変わった。「最初の5分が勝負。守備が鍵だ」(月野)。仙台はこのクオーター開始前の円陣で確認している。ファウルに逃げていた前半とは圧力のかけ方が段違い。月野と沢辺が前線から激しく当たり、最初の3分半、青森を無得点に抑えた。

 良い守備は良い攻撃につながる。沢辺のスチールやミラーのブロックを攻めにつなげ、連続14得点で試合の大勢を決めた。

 課題だったターンオーバーも第3クオーターはゼロ。前半ハリスに偏りがちだった得点も散らし、全員が絡んでバランス良く攻めた。守備からリズムをつくる仙台らしい戦いぶりからは、シーズン最後の2連戦を消化試合にしないという強い気持ちが感じられた。

 仙台の3季目のBリーグが21日で終わる。月野は「応援し続けてくれたブースターに、ハードに戦い勝つことで感謝の気持ちを示したい」と、ラストゲームの健闘を誓った。(射浜大輔)