バスケットボール男子、B2仙台は10月開幕の今季、ホームゲームの4割に当たる12試合を仙台市以外の宮城県内6市町で開催する。東日本大震災から10年になるシーズン、各地のブースターに感謝を伝えようという試み。各地の開催では新型コロナウイルスの影響で低迷する観光需要を喚起するため、選手がPR活動を行う。

 今季は新型コロナウイルスの影響で入場制限が設けられることは必至で、規模の小さな体育館を使うことによって開催コスト削減を図る狙いもある。

 仙台市以外の開催地は名取、塩釜、白石、登米の各市と加美、南三陸両町。それぞれ2試合ずつ行う。名取と加美はbjリーグ時代を含めて初開催。残りの18試合は従来通りゼビオアリーナ仙台(仙台市)とカメイアリーナ仙台(同)で行う。

 各地の開催では大会が中止となった中学3年生向けの引退試合開催も支援する。

 新社長に就任した志村雄彦氏は「ウイルスの猛威で非日常にある皆さんにバスケを見せ、未来と地域をつなぐ懸け橋になる」と話した。

◎月野、主将就任「B2優勝届けたい」

 B2仙台は1日、仙台市で今季初のミーティングを開き、ポイントガードの月野雅人(31)が3季連続で主将に就くことが決まった。月野は「新型コロナの影響で大勢の人と会えない日々が続いているが、B2で優勝して明るい話題を届けたい」と抱負を語った。

 9人の日本人選手とスタッフら約30人が参加。桶谷大監督は「昨シーズンの悔しい気持ちを抱えたメンバーと、課題だった日本人のサイズ不足を克服する新加入選手がそろった。常にトップを走っていきたい」と意気込んだ。