東北楽天が誇る先発3本柱の一角、美馬が16日のソフトバンク戦で25日ぶりに1軍のマウンドに帰ってくる。チームが4連勝と復調してきた中、美馬は「雰囲気がいいし、自分も流れに乗って勝ちたい」と意欲を見せる。
 今季初登板でのつまずきが響いた。3月31日、開幕2戦目のロッテ戦は3被弾5失点で三回途中で降板。ふがいない姿を見せた。この後に先発した3戦でも序盤に失点する形が続き、今季は4戦で0勝3敗、防御率6.75と精彩を欠いた。
 4月24日に出場選手登録を抹消された後も、主に1軍に帯同。投球フォームのバランスを再調整し、復調を目指してきた。5月8日には2軍のDeNA戦で登板し、5回5安打1失点と安定感のある投球を見せた。美馬は自信を回復しつつあり、「最初がいい形でなかった焦りから投球が崩れてしまった。今は気持ちも体調面でも不安がない」と強調する。
 3本柱の岸、則本が最近、好投してチームをけん引しているだけに、2016、17年シーズンの2季で計20勝を挙げた美馬も存在感を示したいところ。「次の試合で落ち着いて投げる」と本来の姿を取り戻す決意でいる。(金野正之)