東北楽天の茂木が11日、仙台市の楽天生命パーク宮城で自主トレーニングを公開した。昨季はけがなどの影響で自己最低の打率2割4分7厘に終わった。「今年は違った自分を見せたい。(遊撃の)レギュラーをつかみにいく」と気合が入っている。

 昨季は8月に左ふくらはぎに死球を受けて1軍を離れ、9月に2軍戦で左肩を痛めたため1軍復帰がかなわなかった。その後も10月の秋季教育リーグ(フェニックス・リーグ)、11月の秋季キャンプにも参加できなかった。

 その間、下半身を重点的に強化するウエートトレーニングに精を出した。けがの予防が目的だったが、意外な副産物を得た。昨年12月後半から再開した打撃練習で「シーズン中よりもよく振れていた」と安定したスイングを実感した。

 この日もマシン打撃で快音を響かせた。「遠くへ飛ばすイメージを持って振れた。一球一球に集中できた」と声を弾ませる。

 4年目の今季、強く意識するのが出場試合数だ。自身最多は入団1年目の117試合。「この数字を超えたい」と力を込める。山崎や村林、西巻ら若手の有望株がひしめく遊撃の座を奪取し、打順では1番を田中と競い合う覚悟だ。

 「体はよく動いている。100パーセント準備はできている」。春季キャンプで首脳陣に復活した姿をアピールする。(伊藤卓哉)