プロ野球東北楽天の嶋基宏捕手(34)は9日、今季限りで退団し他球団への移籍を目指す考えを明らかにした。仙台市内で取材に応じた嶋は「東北楽天には入団からお世話になり、本来ならここで終われるのがベストだった。本当に迷ったが、もう一度勝負したいと思った」と退団理由を語った。

 嶋は8月16日に腰の張りで出場選手登録を抹消され、9月上旬にイースタン・リーグで実戦復帰したが、1軍の若手起用もあり、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに出場登録されなかった。

 嶋は「プロ野球選手として控えで満足するわけにはいかない。2軍で準備をしてきたが、戦力として見られていないので決断した」と述べた。

 嶋は今季57試合に出場し打率2割9厘、3本塁打、15打点に終わった。球団は来季契約について、今季の推定年俸1億円から野球協約が定める減額制限(1億円以下は25%)を超えるダウン提示をし、将来的な指導者としてのオファーを出していた。