21日、仙台市の楽天生命パーク宮城でオリックスと練習試合を行い、4-9で敗れた。

 投手陣が粘れなかった。先発松井は一回、先制を許し、3-1の二回は2点左前打を浴び同点とされた。五回からマウンドに上がった2番手寺岡は1回3失点。3番手則本昂は無失点と好投したが、4番手シャギワが八回に3点を失った。

 打線は一回、「7番・二塁」の藤田の適時左前打などで3点を奪い、一時逆転。五回は途中出場の「2番・右翼」の小郷が左越え本塁打を放った。

オリックス
   120030030-9
   300010000-4
東北楽天
(オ)漆原、山田、小林、神戸-頓宮、山崎勝
(東)松井、寺岡、則本昂、シャギワ、ブセニッツ-太田、足立

◎松井復帰まずまず/今季最多82球/4回3失点「もったいない」

 東北楽天の松井が、右手の負傷から2週間ぶりに先発に復帰した。今季最多の82球を投じ「しっかり投げられて良かった」と安堵(あんど)した一方、4回4安打3失点(自責点2)の結果に「もったいないところもあった。次回の登板に向けて、しっかり課題を修正したい」と反省した。

 「ランナーを出してから、慎重になり過ぎてしまった」。こう反省するのが、3-1の二回だ。簡単に2死を奪ったが、西村の二塁打の後に、8番頓宮、9番安達の下位打線への連続四球で危機を拡大。宜保の2点左前打で同点とされた。

 一方、収穫はあった。松井はこれまで先発した3試合は全て一回に失点している。この試合でも一回、吉田正の左犠飛で先制されたが「抑えのつもりで直球で押すことを意識した。入りは良かった」と強調した。

 この日の直球の最速は、一回に先頭宜保に投じた147キロ。伊藤投手チーフコーチは「ボールに力はあった。イニングを重ねながら腕を振れるかどうかが課題だったが、この辺は良かったと思う」と振り返った。

 次回登板は28日のソフトバンク戦の予定。三木監督は「投げながら(精神面や制球など)いろいろなことをどうコントロールするかが新しいテーマ。しっかり対応してほしい」と求めた。(狭間優作)